うちには数年前に購入した低温調理器があります。
低温調理器とは、下処理をした食材と調味料を密封できる袋に入れて、一定の温度でお湯の中で湯せん調理をすることができる調理機器。
我が家が低温調理器で作るものと言えば、鶏ハム・ローストビーフ・温泉卵・鮭のコンフィ。
どれもほったらかしで調理でき、失敗しらずです。
そんな素晴らしい低温調理器ですが、さすがに同じものばかりで飽きてきました。
せっかくの低温調理器。もっと活用して夕飯作りのレパートリーを増やしたいと目論見中。
魚料理はなんとなく苦手で、最近はグリルで焼いてばっかり。それにお肉の方が値段が安いので、ついつい食卓はお肉料理に偏りがち。
そうだ!煮魚に挑戦しよう!
煮魚の悩み
・生臭くならないか
・硬くなって、パサつかないか
・火加減が心配
低温調理器で煮魚で作るメリット
- 煮崩れなし。身はふっくら。温度管理ができる。
- 低温調理時間はわりと長いが、その間に他の作業ができる
- 魚を食卓に出している安心感(献立がお肉に偏りがち)
低温調理器の温度管理!心配なのは何といっても食中毒
お肉や魚を低温調理する場合、菌や寄生虫が死滅させる必要があります。
55℃くらいの生ぬるさは逆に菌を増やすことになるので、温度管理は超重要です!
今回作ったサバの場合は、寄生虫のアニサキスを撃退しなければいけません。
アニサキス対策
- アニサキスを目視での除去(細い糸のような物体) 目視だけでは心配ですが(;’∀’)
- 加熱する 60℃ 中心温度が1分以上 ※魚の身が厚い場合はやや長めに!
厚生労働省 事業者向けリーフレット (mhlw.go.jp)
BONIQ 加熱時間基準表 230224_TTGuide (boniq.jp)
低温すぎても安全に食べれないし、温度が高すぎても美味しさが損なわれます。
(メーカー等が出している基準を参照してくださいね)
低温調理器で煮魚を作ってみた!
参考にしたのは、BONIQのレシピ 65℃ 基本の低温調理 さばの味噌煮
低温調理時間 1:20(1時間20分) 温度65℃
材料
生鯖 4切れ
調味料(参考レシピは2切れなので、調味料は2倍しております)
・しょうが 2片(千切りにする)
・味噌 大さじ4
・砂糖 小さじ4
・酒(煮切り) 小さじ4
・みりん(煮切り) 小さじ4
・しょうゆ 小さじ2
作り方
まず低温調理器のセットして、65℃に温度を上げている間に、
サバの下処理(臭みとり) 80℃で10秒
キッチンペーパーで水気をとる
調味料を揃える
右上 酒・みりん(電子レンジにに600w 40秒程 煮切ったもの)
右 生姜の千切り
左 味噌 醤油 砂糖
調味料を混ぜて、耐熱のジッパーに入れ、混ぜる。
混ざったらサバもジッパーへ入れる。※袋内に気泡が残らないよう空気を抜く
65℃にセットされたら、湯に全部つかるようにジッパーを入れる。
この1時間20分の間に、他のごはんを作ったり、洗濯物を畳んだり、いろいろできます。
柔らかくてふっくらした味噌煮ができあがりました。調味料を変えればいろいろ応用できそう。
おすすめ低温調理器
わが家が使用している低温調理器は、ハイスマートジャパンのもの。夫が数年前家電量販店で購入してきました。
大きいパスタ鍋に挟んで使っています。温度と時間を設定するだけ。シンプル機能!
売れ筋 低温調理器
BONIQはレシピが豊富。デザインもおしゃれ。
低温調理で検索してみると「アイリスオーヤマ」が上位に挙がってきます。購入する人が多いとみた!
専用タンクがあるものもあります
低温調理はほったらし調理できるので、楽!ただ、今回のレシピは低温調理時間が1時間20分かかります。
時間を逆算して作ってもいいし、あらかじめ作っておいて食べる直前にレンジで温めるというのでもいいかも!